WOMB OFFICIAL SITE

Google Maps

NEWS

icon-close-large
04/24 MON

5/3(水) WEAVES 10th Anniversary に出演する Dosem にインタビュー

5/3(Wed) WEAVES 10th Anniversary を皮切りに実に4年ぶりとなる Japan Tour を開催する Dosem。WEAVES オーガナイザー/DJ の U:ICHI がインタビュアーとなり、コロナ禍からの近況。今回の来日公演への意気込みを語った。

U:ICHI
「やぁ!Marc、元気かい? 定期的にチャットはよくしてるけど、直接話すのは去年、9月に僕が遊びに行ったロンドンの Dock Yard で開催された Anjuna Festival 以来だね!あれは最高に楽しかったけど、Anjuna が開催するフェスはいつもあの終わってほしくないような、、最高な雰囲気なの?」

Dosem
「やぁ、U:ICHI。 君とチャットするのはいつも楽しいよ! Anjuna Festival の雰囲気は僕が感じるには毎回違うんだ。それは開催される国が違うからってだけでなく、セットタイムや用意されるステージでもフィーリングは全然変わるね。
ただ、変わらない唯一言えることは Anjuna に代表されるようなメロディアスでエモーショナル、情熱的な音楽への愛に溢れてるのは間違いないね。」



U:ICHI
「それじゃあ、、今日はコロナ禍だったり、最近の状況について話を聞きたいと思うんだ。これまでに君は日本のインタビューを数回受けてきたし、日本のメロディックやプログレッシブハウスのファンはステップアップの経緯なんかはよく知ってるだろうからね。そういう訳で、コロナ前の最後の日本でのギグは2019年だったけど、その後コロナ禍が始まったね。最初、どうしようと思った?」

Dosem
「疑いなく困難な状況であったことは間違いないね。でも僕は自分のプロデューサーとしての知識をリサイクルする時間だったり、新しい曲を作ったり、Twitch でストリーミングを始めることによって、音楽を通したコミュニケーションを取れる新しい居場所を作ったんだ。複雑な時間ではあったけど、個人的には良い変革時期だったと今では感じるよ。」

U:ICHI
「そんなみんながタフな状況を過ごさなければいけない時期だったけど、君は Anjunadeep から久しぶりのアルバム、“Dream Decoder”を発表したね!何か平和への祈りとか…そんな感じだったのかな? 特に僕も現場でよくプレイしてるけど、“Eternal Summer”からは感情的で温かく、良い未来へ向かっていく為の強さのような…そういった印象を受ける。
何かエピソードがあれば教えて貰えるかな?」

Dosem -Eternal Summer


Dosem
「そうだね、ロックダウンの間にアルバムを発表まで持っていくことができた。実はこのアルバムはこれまでの Japan Tour で起こったこと、多くのアイディアは U:ICHI 達、東京のみんなと素晴らしい経験をしたことから生まれてきたんだ。僕にとって、素晴らしい世界への期待を表した物であり、一方で幻想的な東京をイメージしたものさ。
アルバムの出来には満足してるし、この中では僕のみんながイメージするエネルギッシュなサウンド以外にも実験的なアンビエントやエレクトロニカも表現したかったのさ。
ポジティブなフィードバックをくれてありがとう!」

U:ICHI
「ロックダウン以降、ギグやツアーが再開した時、どんな気分だった?何か違いは感じた?」

Dosem
「間違いなく、最初の月は僕たちみんなが待っていた瞬間がようやく来た!!って感じで、最高だったよ!!」



U:ICHI
「Anjunadeep のプリントワークスでのショーケースの YouTube をチェックしたけど、素晴らしいセットだったし、いわゆる「君」のサウンドが詰まってたね。」

Dosem
「プリントワークスは本当に素晴らしい場所で、テクノに大きく影響を受け、様々なスタイルをミックスしてきた自分の音楽に合ってると思うんだ。テクノのグルーヴがプリントワークスのようなインダストリアルな場所にフィットしたんだ。僕も YouTube のセットを見返した時には最高の気分がすぐに甦ってくるね!」

Dosem | Live at Anjunadeep x Printworks London 2021


U:ICHI
「コロナ禍であっても、メロディックテクノの市場はヨーロッパで大きく成長し、ここ日本においても、以前よりかなり良くなってると思う。
ただ一方で、これは僕の DJ としての観点からだけど、Beatport のトップチャートは似通ったスタイルの楽曲が多くなったなと。これについてはどう思うかな?」

Dosem
「僕は自分の音で伝えたいことだけに集中してるから。裏話として話すなら、DJ として、僕はこの時期であっても素晴らしい音楽を作っている多くのアーティストにも新しく出会えた。音楽全般にとって良い時期だと本当に思う。
より深く掘り下げれば、非常に興味深いフレッシュなトラックも見つけることができるさ。」

U:ICHI
「OK! それじゃぁ、ようやくだけど Japan Tour について話していこうか!4年ぶりだね!本当に日本が好きなのは十分分かってるけど笑」

Dosem
「とにかく世界最高な、日本のみんなのエネルギーと再び繋がれることが楽しみで仕方がないんだ!僕が最も好きな都市の一つ、東京に行けることも。もちろん、大阪や名古屋に再び戻れるのも本当に幸せさ!この二つの街も、僕にとって特別で、忘れられない瞬間やたくさんの思い出がある。」

U:ICHI
「WOMB は君にとってどんな場所?」

Dosem
「僕にとって、音楽を作り出した最初の頃、WOMB でプレイすることは夢の一つだった。何度かプレイできる機会を得てきたけど、また自分の新しい音楽と共に戻ることができて、本当に楽しみだよ!レジェンドと言えるクラブだし、世界中のエレクトロミュージックシーンの中においても歴史の一部と言える。」

U:ICHI
「そして今回は WEAVES の10周年パーティーだ。詰まるとこ、僕らの関係性も10周年だね!笑」

Dosem
「そうだね、10年後も一緒に仕事を続けられることをとても嬉しく思うよ。また、君のような才能のあるチーム、アーティストと一緒に WEAVES ファミリーの一員であることを誇りに思ってる。」



U:ICHI
「ありがとう! それじゃあ、最後に日本のファンのみんなへメッセージを!」

Dosem
「日本、大好きさ! みんなにダンスフロアで会えることを楽しみにしています!」

U:ICHI
「ありがとう Marc! 本当にファンタスティックなツアーにしていこう!!」

-fin-

icon-arrow-lup